【書評】「嫌われる勇気」★★★★★(書くのに5日かかりました)

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ブログ書くのも読むのも遅っせーよ!

って思われるかも知れませんが、

今更ながら読んでみました。

『嫌われる勇気』

 

『嫌われる勇気』

かなり前から手元にあったのに

“なんか面倒くさそうだな” とか

“対話形式だし読みづらい” とか

“あーアドラー心理学ねー” なんて

って感じで、

 

わかってないのに、

わかったつもりで後回しにしていました。。

 

あと充分嫌われてれるから大丈夫だよ!

って言われんだろうなって思ってました(笑)

 

でも、今は時間もあるし、売れてる本だし、

読んでみようと思って本を開いてみたら

冒頭から

人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる

と書かれていました。

 

“仕事も辞めたし、これからのことを考えるには良いかな”

って思って読んでみました。

 

そしたら

メチャメチャ良いんですよ!!!!

 

もうオススメとかじゃなくて

“読んだことがない人は、ぜったい読むべし!!”

ってレベルでです。

きっとどんな人にも、新たな気付きを与えてくれると思います。

 

凄く良い本だったので、紹介したいと思いましたが、

哲学や心理学とか慣れていなくて

ブログを書くのに5日かかりました。。

 

『嫌われる勇気』

哲学者でアドラー心理学を研究している『哲人』と

対人関係や人生に悩んでいる『青年』の対話形式で、

主に青年が悩んでいることを聞いて

その答えを哲人が答えて、

さらに青年が疑問点を聞いていく

っていう感じで進んでいって、

最終的には

“アドラー心理学を使った生き方”がわかる本です。

 

中身を紹介しつつ、自分で思い出すためにブログに載せたいと思います。

 

『嫌われる勇気』を開くと冒頭からこんなはじまりです。

 

哲人:世界が複雑なのではなく、ひとえに「あなた」が世界を複雑なものとしているのです。

 

青年:わたしが?

 

哲人:人は誰しも、客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけをはどこした主観的な世界に住んでいます。

あなたが見ている世界は、わたしが見ている世界とは違うし、およそ誰とも共有しえない世界でしょう。

 

いま、あなたの目には世界が複雑怪奇な混沌として映っている。

しかし、あなた自身が変われば、世界はシンプルな姿を取り戻します。

問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうであるか、なのです。

 

「人は変われます。のみならず、幸福になることもできます。」

なるほど!って思いますよね。

 

僕も

“会社を辞める前” と

“会社を辞めた後” では

世界の見え方が変わりました。

 

それに僕の場合

“変われます” じゃなくて

“変わらなきゃいけない” んですが。。

 

目次の前に『嫌われる勇気』で取り扱う、

アドラー心理学についてこんな紹介があります。

 

アドラー心理学は

「どうすれば人は幸せに生きることができるか」

という哲学的な問いに、

きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。

 

え、幸せになりたいし。。

ってことでこの本をガッツリ読んでみました!

 

結果ブログで紹介しようってこともあって

5日間で5回は読み返してました(笑)

 

自分もまた振り返りたいので、

嫌われる勇気の内容をざっくりまとめていきたいと思います。

 

アドラー心理学ってなに?

 

オーストリア出身の精神科医、アルフレッド・アドラーが20世紀初頭に創設した心理学で、創始者の名をとって「アドラー心理学」と呼ばれています。

アドラーはフロイトやユングに並ぶ存在だそうです。

 

『人を動かす』や『道は開ける』の著者・デール・カーネギーや

『7つの習慣』スティーブン・コヴィーにも影響を与えているそうです。

 

アドラー心理学は「人は変われる」ということが大前提で、

なんで「人は変われる」かというと目的や目的論にフォーカスしているから。

 

なので過去(状況・環境・トラウマ)は関係ないし、今の状況も関係ない。

今の自分やライフスタイルは自分で選んでいる(幸せでない・幸せを実感できないも含め)

 

「変われない」のは

自分で「変わらない」と決心しているから

「いま、ここで決める」という勇気が必要

 

ってことらしいです。

 

人間の悩みは対人関係に集約できる

 

アドラー心理学は人間の悩みは

対人関係をよくすることで解決する

という考え方だそうです。

 

 

物事や事実に対して、

“どんな意味付けをするか”ということが重要ってことです。

なぜなら主観は自分でコントロールすることができるから。

 

たとえば背が低くかったとしても、その事柄をどう捉えるかでガラッと変えることができる。

⇒背が低いからと劣等感を抱くのではなく、背が低いから人に怖がられなくて済む など

身長が○○センチなのは客観的な事実だけど、

背が低いからどうだってのは主観ってことですね。

 

優越性(もっと向上したい気持ち)

劣等感(理想の自分に対してここが不足している)

 

という気持ちは努力のきっかけになるからいいけど、

 

優越コンプレックス(ブランド品や自慢話で凄そうに見せたりする)

劣等コンプレックス(もっと○○だったら☓☓できるのに)

 

とかっていうのはダメ。

 

同じように不幸自慢をして、

こんなに大変なんだから優しくして欲しい

って他者に働きかけるのもダメ。

ということらしいです。

 

周りと比較して

○○だからできない

とかって言い訳している暇があったら、

とっとと課題と向き合って自分のライフスタイルを変えなよ!

ってことなんですけど、
具体例を示されているので説得力がありますね。

僕が最近思っていたことは

“無職だから彼女が作れないです” が

たしかに仕事していた今年の頭くらいも
彼女いなかったですね(^_^;)

 

不幸自慢+コンプレックスのコンボなんてしてたら

上手くいくワケないじゃん!ってメチャクチャ刺さりました。。

 

健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものです。

 

いまの自分よりも前に進もうとすることにこと価値がある

 

ということらしいです。

 

とはいえ「競争の対人関係」は良くなくて、

理由は「必ず敵が存在する」ことになってしまい、

他者や世界を敵として見てしまうと

他者の幸福を祝福できなくなってしまうからだそうです。

 

人々はわたしの仲間なのだ

と思えることで、安心してこの世界に存在することができるらしいです。

 

人との争いは

「勝つことで自分の力を証明しようとする行為」

なので、争いは避けるべきで、

理由は勝っても負けても敵を作ることになってしまうからです。

 

こうなりたいって考えるのはOKだけど、

アイツよりも上にってのはダメなんですね。

 

アドラー心理学にはやらなければいけない「人生のタスク」がある

 

人生のタスクとして「3つの絆」があります。

 

仕事:共通の目標に向かっていく絆なので比較的簡単

 

交友:友人の数ではなく、距離と深さで考える(親友が大切)

 

愛:

1、恋愛:相手を束縛せず祝福し、自由を感じられる関係なので難しい

2、親子:別れられないので改善の努力をする

 

これを実現するための目標があります。

 

行動面の目標が、次の2つ。

 

①自立すること

②社会と調和して暮らせること

 

そして、この行動を支える心理面の目標として、次の2つ。

 

①わたしには能力がある、という意識

②人々はわたしの仲間である、という意識

 

ひとりの個人が、

社会的な存在として生きていこうとするとき、

直面せざるをえない対人関係。

それが人生のタスクです。

 

アドラー心理学とは、

他者を変えるための心理学ではなく、

自分が変わるための心理学です。

 

人生のタスクを回避することは「人生の嘘」になってしまうそうです。

物事を外的要因のせいにしている人は、勇気を持って変える努力が必要ってことですね。

 

アドラー心理学は承認欲求を否定します

・ゴミを拾っても褒めてくれなければやる気を無くす

・罰則がなければ何をしてもいい

これじゃおかしいですよね?

だから、他者の期待を満たす必要もないし、アドラー心理学は承認欲求や賞罰教育を否定しているそうです。

 

ユダヤ教の教えに、こんな言葉があります。

「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか」

 

他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります。

 

あなたが

「他者の期待を満たすために生きているのではない」

のだとしたら、他者もまた

「あなたの期待を満たすために生きでいるのではない」のです。

 

人の見返りを求めたり、誰からも嫌われたくないっていう思いで、ついつい期待に応えちゃいがちですよね。

でも本当はよくないそうです。

 

他者の期待を満たすように生きること、そして自分の人生を他人任せにすること。

これは、自分に嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき絞ける生き方なのです。

なるほど。

でも、ついつい普通に生活していると他人の評価とか気になっちゃうんですよねー。

 

僕の友達でも

「Aさんに嫌われてるから」

って泣いている人がいましたが、

別にAさんに嫌われたからって、

本当は気にする必要なんてないことなんですよねー。

 

課題の分離

 

アドラー心理学では

「これは誰の課題なのか?」という観点から考えを進めていきます。

 

難しいので本から引用して紹介しますね。

 

「これは誰の課題なのか?」という視点から、

自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。

 

他者の課題には踏み込まない。

あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと-あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること-によって引き起こされます。

課題の分離ができるだけで、対人関係は激変するでしょう。

 

誰の課題かを見分ける方法はシンプルです。

「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」

 

ある国に

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることばできない」

ということわざがあります。

アドラー心理学におけるカウンセリング、また他者への援助全般も、そういうスタンスだと考えてください。

 

自分を変えることができるのは、自分しかいません。

 

自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけです。

一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか。

これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。

 

どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題なのか、冷静に線引きするのです。

そして他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。

 

こう書かれると反論できないですよね。

でもみんな他の人に口出ししちゃいがちですよね?

自分の課題は自分で対処して、他者の課題は応援くらいに留めるってことで、お互いが気持ちよくやってけるんですね。

 

本当の自由

 

自由ってなに? って前から思っていましたが、

『嫌われる勇気』の中でしっかりしっかり書いてくれています。

 

「自由とは、他者から嫌われることである」

 

他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。

つまり、自由になれないのです。

 

幸せになる勇気には、「嫌われる勇気」も含まれます。

その勇気を持ちえたとき、あなたの対人関係は一気に軽いものへと変わるでしょう。

 

「幸福とは貢献感である」それが幸福の定義です

 

対人関係のカードは常に自分が握っていて、他者に介入してもされてもいけない。

人の顔色を伺っていると自分の選択ができなくて不自由になる。

でも人から「嫌われる勇気」があれば、自由になれるってことなんですね。

 

対人関係のゴール=共同体

 

共同体に自分の居場所があること。

 

自己への執着を他者への関心に切り替える

 

「あなたは世界の中心ではない」

あなたは共同体の一部であって、中心ではないのです。

 

自分が世界の中心だと、

「みんなが自分に何をしてくれるか」

って考えになってしまうけど

 

「この人はわたしになにを与えてくれるのか?」ではなく、

「わたしはこの人になにを与えられるか?」を考えなければならない。

それが共同体へのコミットです。

 

こう考えてる人の方がいいですよね?

 

また対人関係の困難にぶつかったら、より大きな共同体の声を聴けばいいそうです。

「学校」や「会社」という単位で困ったら、「人間社会」とか。

狭い世界の人間関係が壊れることを恐れて生きるのは、不自由になってしまうってことですね。

 

人間関係は縦ではなく横

 

褒めるのも叱るのも間違い。

動物の調教じゃないんだから。

なので承認欲求も賞罰教育も否定しているそうです。

 

他者を評価せずに「感謝」を伝えることが大切で、

感謝は「行為」ではなく「存在」で捉えるべきだそうです。

 

○○してくれてありがとう。

でもいいけど

Aさんがいると助かる!

って方がいいってことですね。

 

○○してくれてありがとう。

だと○○をしていないと感謝できないってことになってしまうので。

 

つまり他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるものなのです。

 

「他者の承認」はいらなくて、自分で「貢献感」が持てれば人は幸せになれるってことです。

 

人生とは連続する刹那

 

人生は点の連続でしかない。

 

人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。

 

人生のゴールだけが重要なのではなく、

何かに向けての「いま、ここ」の一歩一歩を

真剣に丁寧にやることが大切で、

「いま、ここ」を生きないことは「人生の嘘」となるとのことです。

「未来」のために「今」を生きているのではないってことらしいです。

 

他者に貢献することなら何をしても良く、

そして貢献することで常に幸福でいられるので

そんな風に生きていきましょうね! ってことのようです。

 

世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない、ということです。

アドラー心理学を知ったわたしの日に映る世界は、もはやかつての世界ではありません。

 

この本を読んでみての感想

 

すでに書いていますが、内容はとても為になることが多く、

生き方を考える上で参考になると思います!

 

その他に思ったことを書いていきます。

 

 

アドラー心理学を実践している生き物=猫

 

『嫌われる勇気』を5日間で5回以上読んで、

この本で提唱している生き方は

「猫みたいな生き方だな〜」と思いました。

 

犬はご褒美とかを求めるけど、猫は自由気まま。

行きたいところに行くし、人間のことなんて気にしない。

 

でもそんな猫を人間は可愛いいと思うし、猫って自由だなぁと思う。

最近の猫の人気にも納得できるなーと思いました。

 

アドラー心理学を実践している人=かさこさん

前職でお世話になった、「かさこさん」という人気ブロガーの人がいます。

辛口&毒舌ブログを書いていたり、ブログ講座をやっているのを近くで拝見していて、かさこさんの生き方は『嫌われる勇気』を実践していると思いました。

ブログはこちらhttp://kasakoblog.exblog.jp/

他の人の評価ではなく、自分のやりたいことや言いたいことを発信し、忙しい中でも毎回丁寧にブログ講座を開催する。

結果、かさこさんの周りには仲間が集まる。

※別にかさこさんのことを嫌ってもいないし、かさこさんも嫌われてはいません。

 

アドラー心理学を実践してみた僕

 

僕は先日「ゴミを拾いました」ってFacebookに投稿に投稿したんですが

https://www.facebook.com/naokitakayama1019/posts/1565438560199351?pnref=story

実はその前の晩から『嫌われる勇気』を読んでいて、

「ライフスタイルを変える」っていう項目のあたりまで読んで、近所のコンビニに行くついでにウォーキングをしてみました。

その途中、仕事してないし暇ってのもあったので、何の気なしにゴミを拾ってみました。

全く「褒められたい」と思ってやったワケではないんだけど、

 

“仕事していて忙しかったらゴミなんて拾わないけど、今日の予定は『嫌われる勇気』を読む予定だけだし、とりあえず拾ってみるか”

 

って感じで拾ってみたんです。

その後に『嫌われる勇気』を読み進めていく中でゴミ拾いのことが出てきて納得しました。

 

それは

“仕事をしてなくて、貢献感がないからゴミでも拾おうと思った”

ってことです。

 

「嫌われる勇気」からは、生きていく上で必要な考え方をたくさん学べた気がします。

 

ということで、メチャメチャオススメです!

っていうか読まないと損しますよー!!!

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