【書評】「お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる」大村大次郎(著)★★★★

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色んな人がオススメだよって言ってましたので、
「お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる」大村大次郎(著)
を読んでみました。

戦争、資源闘争、内戦、国際機関、外交協定。あらゆることの背景には必ず「お金」がある。
Amazonより

と書いてあるとおり“お金”を軸に現代史がわかります。

学生のころの歴史の授業って、
謎に縄文時代とかから現代に向かって授業を進めて、
近代・現代あたりになった頃には重要なところだけサラっとやるってイメージだったけど、
実際に生活していて
「メソポタミア文明ってイケてたよね?」
なんて話を僕はしたことありません。

逆に歴史の知識で知りたいのって
ニュースを見ていて国家間が現代でどんな関係なのか?
だったり、
外国人と話していて
あなたの国ってこんな国だよね?
って話だと思うんです。

外国人に
「Himiko」
とか
「Shotokutaishi」

なんて言われませんからね。

読んでてなるほどなーって思った部分は

世界の権力の流れ(スペイン⇒イギリス⇒アメリカ⇒中国?)
第二次世界大戦・ブロック経済・東西冷戦の流れ
湾岸戦争がなんで起こったか?
アメリカという国
IS(イスラム国)の成り立ち

とかでしょうか。

上記のことをざっくりと書くと

世界の基軸通貨がポンド(イギリス)からドル(アメリカ)へ。
これにより世界の覇権がアメリカへ。
石油の取引はドルでの取引をするという暗黙のルールで基軸通貨としての立場が安定。
アメリカはドルが基軸通貨なので国債など借金し放題。
フセインが石油の取引でユーロを使ってしまった。
アメリカ激怒⇒湾岸戦争へ。
湾岸戦争で散り散りになったフセイン政権の残党がISになる。

こんな感じでした。
あんまりこういった流れで理解できる説明って聞いたことがなかったので面白かったです。

 

ただ、この本を執筆された後にトランプ政権が誕生したり、世界は流動的に変わっているのですぐに今後はどうなるかっていうのはわかりません。

“過去にこんなことがあってこうなったので、こんなことがあるかも”
っていう判断するための知識にはなる気がします。

 

【本書のポイント】
歴史の知識がなくても国家間の考えや栄枯盛衰がわかる本

■オススメランク:★★★★☆
★★★★★(読むべし!!!)
★★★★☆(ぜひ!お読みください)
★★★☆☆(何か読みたいときに)
★★☆☆☆(興味が湧けば)
★☆☆☆☆(やることが無いとき)

※表紙はチェ・ゲバラとかキューバ風ですがキューバの話はほとんどありません

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